出身 / 鳥取県
ゆかりの深い地域 / 岡山・東京・大阪・広島・福岡
専門分野
人財育成・コミュニケーション・組織活性化・
ファシリテーション・経営指針書作成
脳科学・再生医学・コーチング・東洋哲学・易・
多文化共生・異文化理解・開発教育・SDGs
【岸本行央プロフィール】
ちょっと変わった人材育成コーチ。SDGsビジネスコンサルタント。10年間で2160回の企業研修に登壇してきた経験から、独自メソッドで体験を積むうちにあなたの組織が持続可能(SDGs)に大変身。FBライブ配信はのべ100万リーチ達成。100年先にもつながる人育てを合言葉に、日々の相談業務と研修事業に取り組んでいる。
特に組織自らが学習し再生していく参加型研修(アクティブラーニング)に定評がある。これまで10年間で2161回の研修を各地で実施してきたLive Edutainer。 東洋思想と西洋思想を融合させたリーダー育成、自己肯定感の向上、SDGs体験講座などで幅広い層から高い支持を得る。
また、豊かな国際経験と研ぎ澄まされた直感によるコーチング個人セッションは、自信と勇気を引き出すと好評。体験者からは、喜びの源泉に優しくアプローチし、結果その人のやりたいことが溢れてくると言われる。その場で求められる結果はもちろん、契約終了後も自立型人財に自ら育つことになると、経営者をはじめ世代を問わず多くの支持を集める。人事採用相談、経営戦略策定、全社改革を支援する。
大学院生の時に周囲とのコミュニケーションで悩み、卒業後2年間の暗くしんどい引きこもりを体験。そこで人生のどん底を味わう。
しかし、その時にプロコーチを自分自身につけたことでわずか1週間で社会復帰。その後も人生が劇的に好転した経験から、「人生はいつからでもやり直すことができる」、「これまでやってきたことは何一つとして無駄なものはなく、むしろ全ては未来へ向けての糧である」という信条にたどり着く。
現在は「100年先につながる人育て」の旗を掲げ、民間企業・地方行政・学校・NPOなどのさまざまなクライアントに対し、持続可能な社会づくりを根底に据えた人財育成研修、戦略策定から抜本的な改革を含むオペレーション上の課題解決まで、幅広く支援。そこで人の本質的な変化と成長を通じてより良い社会づくりに貢献することをお役目としている。
【座右の書】
易経(四書五経のひとつ)、貞観政要、成功して不幸になる人々、論語と算盤
【略歴】
鳥取県鳥取市生まれ。鳥取大学大学院 医学系研究科 機能再生医科学専攻卒
2003年 鳥取県国財交流財団発行の多言語国際情報メルマガ「TIM」の初代編集長に就任(〜2005年)
2004年 内閣府主催の東南アジア青年の船事業に日本青年として参加
2010年 コーチングによる人材育成事業の「きしもとCoachingLabo」を設立
NPO法人ハロードリーム実行委員会 鳥取県幹事
2011年 東洋思想による経営相談を開始
2012年 記憶術と人間学のアクティブ・ブレイン・セミナーを開始(〜2020年まで)
2015年 ゆめのたねラジオにてパーソナリティー就任。中四国チャンネルにて冠番組開始(〜2019年8月)
2017年 経営者・起業家のためのE-learningサイト「ウィズダムスクール」登壇開始
2019年 「株式会社 百年人」 を設立。代表取締役に就任。
2020年 コロナ禍の中ライブ配信を開始。オンラインスクールを構築。
2022年 facebookライブ配信のべ100万リーチを達成。
【資格など】
・2030SDGs 認定ファシリテーター
・SDGsアウトサイドイン 認定ファシリテーター
・生涯学習開発財団 認定コーチ(文部科学省所管)
・CTIジャパン・コーアクティブ・コーチング応用コース終了(中四国ファイヤーキーパー ~2014年終了)
・笑顔のコーチング・認定ファシリテーター兼コーディネーター(鳥取県幹事・岡山県幹事)
・日本コーチ協会 岡山チャプター 役員 / 山陰チャプター 会員/ 東京チャプター 会員
・NPO法人 心の救急箱 理事 (広島県)
・第31回東南アジア青年の船 日本参加青年(2004年)
・NPO法人学習学協会認定 英語学習コーチ
・鳥取大学医学系研究科・機能再生医科学修士
岸本行央のライフヒストリー
◎岸本行央の源流をさぐる
昭和52年鳥取県鳥取市にて、岸本家の長男として生まれる。
母は、2013年と2015年にフランス古典菓子の「クラブ・ド・ラ・ガレット・デ・ロワ全国大会」【エスポワール部門】にて2回優勝し、鳥取市内でパティスリーボンヌノノを経営するパティシエ岸本典子。
また弟は、ベストボディ・ジャパン2019鳥取大会マスターズクラブ初代グランプリで、NHK鳥取放送「いろ☆どり」内の「ぷち筋トレ」コーナーでおなじみ、鳥取市内でパーソナルフィットネスジム「S-Body Gym」を経営する岸本拓郎。
祖父は鳥取市の国指定重要文化財「仁風閣」の保存運動の発起人である岸本喜代治。
祖母は兵庫県浜坂市の浜坂先人記念館「以命亭」の出身であり教育者の岸本(森)節子。
岸本行央の幼少期を振り返ると、一言で言って健康優良児で、好奇心旺盛。
近所の公園を走り回り、言葉を覚えるのも早かったそうだ。
※この右の写真は鳥取生活センター第1回すくすく子育て写真展で大賞を受賞したものです
◎少年時代・友達作りや対人関係で苦労
いろんなことに夢中になりすぎて、すぐにのぼせ上がる少年時代。
将来のなりたい職業は、色んなところに行けるからという理由で飛行機のパイロット。
そんな中で、友達作りをどうやったらいいのか分からず、
また、どうやったら自分が友達に理解してもらえるのかもよく分からず、
小学校のクラスメイトとの人間関係でいつも悩む。
「なんで、いつも僕はこうなんだろう?」
心を表に出すのが恥ずかしくて、どう表現すればいいのか、いつも悩んでいた少年時代を過ごす。
そんな時の心の癒やしは、一人こもってラジオ番組を聞くこと。
見知らぬ洋楽、
東京を始めとする大都市や海外情報を聞くたびに、次第に広い世界に憧れをいだくようになっていく。
また、正義感が人一倍強かったことからケンカやトラブルも多い少年時代を過ごす。
◎祖父の死が大きな人生の価値観を形成
小学校2年生の9月、大好きで尊敬する祖父、岸本喜代治が他界した。
人の死に直面した最初の体験だった。
これに非常にショックを受け、無力感にさいなまれる。
「もしあの時、自分に能力や実力があれば。知識があれば。もしかしたら祖父を救えたのかもしれない。自分は無力だ。」
どうしたら人を救えるのだろう?
どうしたらそれが可能になる力が手に入るのだろう?
小学2年生が考えるには大きすぎるテーマであったが、
責任感が人一倍強かったのも伴って、自分の無力を埋めるための修行の日々がそこを起点に始まる。
◎大学生時代・指示命令すれば人は動くものだと勘違いしていた
小・中学と、学級委員や生徒会活動、応援団などに積極的に関わる。
地元の高校に進学、しかし勉強に身が入らず、大学進学時に苦しむ。
医学部志望だったのだが2浪した末、夢破れる。
入学した大学をわずか1ヶ月で休学し、再度宅浪するも、不合格。
このまま、ずっと人生を足踏みし続けるわけにはいかないと感じ復学。
大学生時代、海外留学や留学生支援のサークルやボランティア活動に数多く関わる。
その功績が買われて、在学中に鳥取県国際交流財団からヘッドハンティングを受け、
当財団の初代メルマガ編集長に就任するなど、リーダー役を担うことが多くなる。
3年回り道をしたために、大学のクラスメイトの大半が
自分より3歳年下の人たちばかりとなる。
年下の人たちと関わることが多くなる中で
いつまでも若さだけで突っ走れるわけではなくなることを悟り
自分が率先して行うのではなく、
人の可能性を引き出したり、集まる人の強みを引き出すことに興味を持ち始める。
しかし、自分の役割が増えていったり、
サークル活動や地域活動で責任のあるポジションを任せられたりするにつれて
有能性の証明欲求が強くなっていき
「人や組織はトップが指示命令すれば動くものだ」と一時思うようになる。
そうなると一緒にボランティア活動する仲間へも指示命令ばかりとなり、
次第に嫌われていく。
そこで、トップダウン型の指示命令型リーダーシップでは、人や組織は動かない。
ましてや、指示する方もされる方も気持ちよくない
という悩みを持つようになる。
では、自発的に、気持ちよく、人や組織が動くとは一体どういうことなのか?
相手の能力や可能性を引き出すにはどうしたらいいのだろうか?
学生の時から、本格的な組織開発と、エンパワーメントするような個人への関わり方を
本気で考えるようになる。
留学先のカナダWaterloo大学にて
◎人生の師との出会い。国際的な視野を持った真のリーダーを育てたい
そんなタイミングで、人生の師匠である本間正人先生と出会う。
本間先生から学んだこと、気づいたことを、実際のボランティア活動の現場で数多く実践。
そのたびに組織の風土が徐々に改善されていくのを実感する。
その後、国際交流、国際協力、開発教育、青少年育成などのNGO・NPO などでキーパーソンとして活躍。
2004 年には内閣府が主催する青年国際交流事業「第31回 東南アジア青年の船」に日本参加青年として乗船するなど、多文化共生の環境の中でグローバルコミュニケーターとしての基礎を学ぶ。
下船後もJICA 青年研修や、内閣府国際青年育成交流事業などで、人材育成プログラムのコーディネーターや、ディスカッション・ファシリテーター(進行役)を数多くこなす。
そのたびに、だんだん周囲からの相談を多く受けるようになってくると、
「組織をまとめたり相手の能力を引き出すのは、自分だけが出来るだけではダメだ。」
「それぞれの世代で、それぞれの世代のリーダーが、次の世代を育てる連鎖を作ることが大事!」
と思い始め、
だんだん国際的な視野を持った真のリーダーを育てることに興味を持ち始める。
大事なことは
「みんな違ってみんなイイ」
そして、個々人の能力、組織の能力を最大限引き出すことを、より意識するようになる。
人生の師となる本間正人先生と
第31回 東南アジア青年の船に参加
◎つらい2年間の引きこもり経験を経て
大学院時代には、専門である再生医学研究者の道を志す。
(当時は脳腫瘍をどうやって小さくするかの基礎研究をしていた。)
しかし、周囲とのコミュニケーションで悩み、卒業後2年間、自宅に暗く引きこもる生活となってしまう。
しかし 2008 年、自身にプロコーチを雇ったことがきっかけとなり、コーチングを受け始めて 1 週間で就職内定をもらい社会復帰。
引きこもりを無事に脱出。
そのことをきっかけに、岸本行央は人と接していく上で
とても大事にしている信条が出来上がる。
それは
「人生は、いつからでもやり直せる」
2年間の引きこもりを経て
◎自分の声なき声を聞き続けてもらうと自己肯定感が溢れ出す
その後もコーチングを受けるにつれて、
やりたかったことが次々と劇的に達成されていく。
その課程で、私の心の「愛のコップ」の中に水が満たされていくのを感じる。
それはつまり、自分にOKを出せるようになること。
そんな日々を過ごしていると、
自分が「気持ちいい」と思えることや、「やりたい!」と思えることを一つずつ達成していく。
そして
ついに自己肯定感が溢れ出す
のを実感する。
そして、コーチングを学び始めてから
全てはモノの見かた一つで決まる。
という大切なメッセージに気が付き、自分と関わる多くの人に伝えたいと思うようになる。
◎自分の声なき声を聞き続けてもらうと自己肯定感が溢れ出す
その後もコーチングを受けるにつれて、
やりたかったことが次々と劇的に達成されていく。
その課程で、私の心の「愛のコップ」の中に水が満たされていくのを感じる。
それはつまり、自分にOKを出せるようになること。
そんな日々を過ごしていると、
自分が「気持ちいい」と思えることや、「やりたい!」と思えることを一つずつ達成していく。
そして
ついに自己肯定感が溢れ出す
のを実感する。
そして、コーチングを学び始めてから
全てはモノの見かた一つで決まる。
という大切なメッセージに気が付き、自分と関わる多くの人に伝えたいと思うようになる。
◎修行時代・心の声なき声を聞き続ける
その後もコーチングに「人を育てる上での無限大の可能性」を感じ、
2008年、コーチ養成機関であるコーチ 21(現在のコーチ A)にてコーングを学び始める。
2009 年、生涯学習開発財団 認定コーチ(文部科学省所管)を取得。
同年、個人コーングセッション、企業での人材育成研修、アクティブラーニング型講座などを実施する Uncap Coaching Labo を設立。
「あなたの人生はあなたの決断によっていくらでも変えられるんだよ」と参加者に優しく呼びかける。
モノの見かたが変われば、
決断する基準も変わる。
だから
人生は、決断によって
いくらでも変えられる。
2015 年からは拠点を東京に移し、全国的に活動を始める。
有料のパーソナル・コーチングのセッション時間は、対面・電話をあわせて2000時間を超える。
2012 年より絶対記憶メソッド「アクティブ・ブレイン講座」をスタート。
夢実現脳にスイッチを入れるこの講座を通じて、これまでのべ1000人以上の参加者たちの夢を叶えるお手伝いをしていく。
それと同時タイミングで、東洋哲学の大家である村山幸徳先生の元で東洋思想の根幹である気学・易学・家相・姓名鑑定などを学ぶ。
これを既存のコーチングと融合させた個人セッションは企業経営者たちから大変評判となる。
これらはすべて、相手の心の声を聞き続け、組織の中でかき消されてしまいそうな心の声を聞き続け、自分の心の声なき声を聞く修行時代があったからこそ。
また、これまでお世話になった諸先生方にご恩を返したくても返しきれないことから
目の前に来る人への恩送り(Pay Forard)の精神に精錬されていく。
◎目指す未来は「100年先にもつながる人育て」
現在は、自身の人生も豊かに花開いていくのを実感しながら、多くの人達にイキイキと生きる喜びを伝えている。
その多くは、自分の内なる声なき声を聞くことから始まる。
そして目指す未来は「100年先にもつながる人育て」。
お世話になった先生への恩返しをしようにも、してもしても返しきれないことから、
これまで学んできたことを次の世代に継承すべく、自身も学び続けながら「ご縁送り」を大事にしてる。
そして、今思うこと。それは、
これまでにやってきたことは、
何一つとして無駄なものはない。
むしろ、
すべては未来に向けての糧である。
日に新た、人生はいつも待ったなし。
今日も研修現場で、参加者の皆さんとの切磋琢磨の日々が続く。